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About氷奏庵
当サイトはサークル氷奏庵のメンバー3人によるイラストサイトです。
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天染=色八(てんぜん=いろは)
少し大きく
年齢: 27歳(肉体年齢 17歳)
作品: 精霊の系譜
『精霊の系譜』の主人公。
偉神皇国の端っこの農村、フルーシャ村でパン職人をしている青年。
元は精霊術士として精霊教団の教団兵として働いていたが、15年前に事故に遭い精霊術士としての力を失うと共に平民階級に落とされ職も失った。
また、この事故で重傷を負ったため約10年間植物人間(?)状態だったため実年齢と肉体年齢にズレがある。
現在は父方の実家のパン屋に厄介になっている状態で祖母と執事のらいと3人暮らしをしている。
事故が起こるまで聖職者として狭い社会で育ったので世間知らずで人に嵌められ易く、禁欲的生活から開放された反動もあって好奇心旺盛。
大怪我を負っても全く平気という死んだ痛覚と咽喉もと過ぎれば熱さ忘れる精神の持ち主であるため理不尽な人たち(例 らい、みち)とも付き合うことが出来る。
神皇(国王)から次期教皇として推薦されたことで国内の陰謀に巻き込まれることになり、面倒から逃れようと推薦を辞退するために護衛としてやって来たみちと執事のらいを連れて皇都へと旅立つ。
が、国内の問題や世界事情を知るうちにうまく乗せられてノリノリで結局教皇になり、そのまま今度は世界を救うために旅立つことになる。
以下は自分用メモで裏設定・ネタバレ・小ネタなのでスルー推奨です。
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0歳~6歳
貴族・色使家の一人娘の母親と元平民の父親の間に生まれる。
父親は元は平民だったが精霊術士としての才能があった為に貴族の養子になった通称「成り上がり組」で周囲からは馬鹿にされがちであった。
この父親は戦闘員としてより精霊術の研究者として優秀で、研究内容は「精霊術の力の育成、増幅」
いろはは生まれたときに精霊術士としての才能は認められたが、平均より少し秀でている程度で凡庸の域を出なかった。
父親は研究で思いついた精霊術士を育てる新しい教育カリキュラムや修行(非人道的なものではない)の効果を試すために、いろはをテスターとして使っていた。
テスターとしての役割からいろはは放課後にはすぐに家に帰ることを強制され、また新しい実験を考え付いた父親は授業中だろうと寝ているときだろうと乱入していろはを連れ去って研究に付き合わせていたため学校で変な奴のレッテルを貼られ遠巻きにされ友達が出来なかった。
いろはは友達を作ったり遊んだりしたかったが偉大な研究と父のためだと我慢していた。
この研究に付き合ったおかげでいろはは普通よりかなり少ない霊力で効率的に精霊術を行使できる、また術の発動が異様に素早いという戦闘員として優秀な特性を持つようになった。
霊力と使っていい精霊術を制限すれば、皇国において最強の精霊術士である神皇にも勝利出来る。(実際は神皇とは霊力の桁が違いすぎるうえに神皇のみが使える術もあるので勝てない)
2歳
時期神皇となる託宣を受けて弟の十色(としき)が誕生。
遊ぶ相手が居なかったいろはは弟の誕生を喜び、溺愛。
研究に忙しい父、貴族なのであまり子育てに参加しない母だったので、家族のなかではとしきの面倒はいろはが一番見ていた。
6歳
精霊教団に入団。居住を『大鐘楼』に移す。
家族とは文通をする程度の繋がりに。
この間も父の研究に協力してカリキュラムや修行はこなしていた。
7歳
長期休みを利用して体調を崩し療養していた母が居る別邸を訪れる。
そこで次期神皇であるとしきを狙った帝国の暗殺集団に襲撃されて、としきのついでに殺されそうになる。
実はこの襲撃は父が手引きしたもの。
(父は精霊術の才能の有無によって大きく人生が左右される社会に絶望していた。そして、次期神皇として精霊術の天才的才能を持つとしきに嫉妬し、いくら努力しても天性の才能が無ければどうにもならないという無力感に囚われるようになっていた。としきのことは積極的に殺そうと思っていたわけではないが消えてほしいとは思っていた。また、いろはは自分が自由に使える実験体としか考えておらず眼中にはいっていないのでそれこそ死のうがどうしようがどうでも良かった)
としきはまだ5歳ながらにその非凡な力で暗殺集団の多くを撃退するが、大きな怪我を負ってしまう。
いろはは怪我を負ったとしきを助けようとして暗殺集団の幾人かを殺害、暗殺集団の中に居た父親にも気づかずに半殺しにする。
結果、生き残った暗殺集団は父親を連れて逃亡。被害は別邸で働いていた使用人の何人かの犠牲にとどまり、弟も母も無事だった。
父の今までの研究について書かれたレポートは教団に預けられる。
いろはは人を殺してしまったショックで一部の記憶を改変して「居なくなった父が暗殺集団を倒し、家族を守って死んだ」と勘違いする。
母親はいろはの勘違いに気づくが、あえて辛い思いをさせることもないと周囲の人に真実を口止めする。
事件は公表すると次期神皇がとしきだとバレてしまうので内密に処理される。
7歳~12歳
自分の精霊術の力は死んだ父によって与えられた加護だと考えるようになり、自分はその力に守ってもらっていると考えるようになる。
これ以降、強い精霊術を行使するときには事件のトラウマを思い出して一種のトランス状態となるようになる(自分で術を使っているのに自覚したくないから自らを第三者視点でとらえる)
その妄信的ともいえる考えから『大鐘楼』の試練で痛い思いをしても「加護を受けているので痛いわけない」と思い込む(痛覚が死に始めました)
しかし、この思い込みのおかげで何も辛くないので順調に『大鐘楼』を登っていった。
当時の教皇からはすでに『教皇』となれる精神的資質(自分の状態を意識から排除できる)が育っていると評された。
12歳
皇国と帝国の間で戦争勃発。世界統一戦争。
としきが神皇として即位するための儀式「御霊宿りの儀」が執り行われるが、この儀式を邪魔したかった教皇の思惑に乗せられていろはが儀式場に乱入する。(いろはは教皇からとしきが危ない目に遭うと騙されて乱入してしまった)
「御霊宿りの儀」では教団の神・璃童(りどう)が神皇となる者に宿る為の儀式だが、いろはが勘違いしてとしきを庇ってしまったため璃童はいろはに宿る。
しかし、璃童を宿すにはいろはのキャパシティは圧倒的に不足しており、宿る肉体を間違えたことに気づいた璃童は激怒していろはの肉体の構成成分の一部を奪い精霊術の力を失わせる。いろははその衝撃で儀式場(大鐘楼の最上階、天鐘の間)から転落する。
璃童は何にも宿っていない最も無防備な状態のところを教皇によって一時的に封印される。
いろはは皮肉にも璃童に肉体の構成成分を奪われたことで物質的に不安定になっていた為に転落してもかろうじて生存していたが、瀕死だった。
いろはを救おうとするとしきに教皇はいろは達の父が残していったレポートに書かれた人工精霊の造り方を教え、いろはを精霊化させることで再生させることを提案する。
としきはまだ不完全だったそのレポートの内容を即興で応用していろはを精霊化させる。
(いろはの肉体を素体として戦争で死んだ人々の霊力を捧げて、いろは自身に自分の肉体を再構成させるよういろはの意識に干渉した。これは桁外れの力を持つ神皇のとしきと意識を失っても精霊術を行使出来るいろはだからこそ出来た芸当)
肉体を再構成が終わるまでいろはは大きな光る卵のような繭のような形。
肉体を再構成し完全に精霊化するまで時間がかかるのでいろはは事故で死亡したことにされる。
儀式はとしきと教皇で口裏を合わせて成功したことにされ、無事としきは神皇となる。
12歳~22歳(卵状態)
封印されているものの奪ったいろはの肉体の一部を使って活動していると思われる璃童に見つからないように皇都の大鐘楼から田舎の父方の実家の天染家の祖母に預けられる。
いろはは意識のない状態で戦争で死んでいく人々の霊力を吸収しながら当時の肉体を精霊術で再構成中。
再構成はほぼ果たされるが精霊としての条件が満たされず、卵の状態から覚醒せず。
17歳(卵状態)
帝国で内乱、北朝と南朝に分かれる。
休戦協定が結ばれ、統一戦争は休戦。
22歳(肉体年齢 12歳)
キルバッハ傭兵団の一員として皇国に潜入し重傷を負っていたゼノシオーネ=イル=ライオネルと接触。
霊亜(精霊の加護を受けない体質の人間)でどの精霊からも干渉されていないライオネルを(怪我を癒す代わりにほぼ強制的に)無意識に眷属とすることで精霊として満たされていなかった条件(自らが治め司る存在をもつこと=ライオネルを介して霊亜の人間たちを眷属に)が達せられ、儀式当時の姿で覚醒する。
ライオネルはいろはに興味を持ち傍に居ることにしたため、いろはの祖母から偽名(此方=來)を与えられて卵から人間になって大変になったいろはの世話を任される。
22歳~24歳(肉体年齢 12~14歳)
覚醒したばかりで意識がハッキリしない期間。
らいとリハビリ中。
24~27歳(肉体年齢 14歳~17歳)
完全回復。
祖母からの説明で儀式が大事なものであったこと、自分が10年眠っていたことは分かっているが、精霊になってしまっていることには気づいていない。
弟のとしきはきっと優秀な教団兵になっているだろうと考えて、としきが神皇になっていることも知らない。
精霊術の力を失っていることに気づき、間違って大事な儀式を邪魔してしまったため父親の怒りを受けて加護を失ったのだと考える。
パン職人である祖母の弟子になり、パン屋を手伝う。
何故パン屋に執事が?と思いつつ、あまりに馴染んでいるのでらいについてつっこめなかった。
いろは、らい、あるイベントを経てお互い初めての友達になる。
初めて精霊術と関わらない日常を過ごすようになって自由を得てこのままで居たいと思うようになる。
Comment
まずというか設定もきっちり分かりやすく、
しかも用語(国名、地名etc)が決まっているのが凄いですね。
前も言ったと思うんですがもともとあるゲームの設定を話されてる感じで世界観に引き込まれます。
しかしいろはさん大変だったんですね。
猊下、事の始まりが幼すぎて凄い経験豊富なのにお友達はそのお年で初とか・・・
過去が壮絶な分、今農村暮らしでそこから旅立つってずいぶん穏やかに聞こえます。
パン屋に執事もおかしいですが、
パン屋兼教皇ってジョブ表記が面白いことになってそうです(笑)
そして教皇なだけあるといいますかお強いんですね。
自分強キャラ主人公好きなので好感が持てます。
チート能力持ちのくせに普通ぶってるようなヤツと違って良いです。
そういえばでとしきさんの話なんですが
猊下が可愛い系の見た目だったのでもっと幼めな可愛い子だろうと思ってたんですが、
実際年齢で考えると・・・25歳?
あれ、普通に大人なのかな、とか。
(痛覚が死に始めました)と理不尽な人たち(例 らい、みち)で笑いました。
2013-04-01 00:40 キノコモ
[C60] Re: タイトルなし
>黒ごま様
コメントありがとうございます。
>しかも用語(国名、地名etc)が決まっているのが凄いですね。
自分は名前考えるのが苦手なので一番苦労する部分なのですが、やはり名前がないと説明しづらいので。
といっても、真面目に覚えたりする必要は全然ないので名前はあまり気にしないでください。
こういうとこに書いとかないと自分すら忘れてしまう程度のものですから。
>しかしいろはさん大変だったんですね。
大変といえば大変ですが、本人がすぐ大変だったことや辛いこと忘れちゃいますからね。
しかも、神皇の兄として利用されたりとばっちり受けたりして神皇に関わる国の大事件に関わってても、蚊帳の外扱いで説明をうけられず大変さに気付いてませんから、いまいち危機感がない奴です。
自分が人間やめてることにすら気付かないとかとんだうっかりでもありますし。
>パン屋兼教皇ってジョブ表記が面白いことになってそうです(笑)
いろはのジョブがおかしいとか言い出すと、らい(執事兼王子兼傭兵団副団長)やみち(騎士兼アイドル)もおかしい気がします。
>そして教皇なだけあるといいますかお強いんですね。
いろはの強さは能力の高さではなくて技術とか器用さにあるのでそこまでチートって程でもないかも?
普通の人でも出来ることをすごく上手く早くできるだけで、不可能なことが出来るわけではないですからね。人工精霊としての能力を除けばですが。
神皇である弟のほうがとんだチートキャラですし。
とはいえ、戦闘のみに限れば同じだけのことが出来る人は今のところ居ないのでチートキャラと扱ってもいいのかな。
>そういえばでとしきさんの話なんですが
>猊下が可愛い系の見た目だったのでもっと幼めな可愛い子だろうと思ってたんですが、
>実際年齢で考えると・・・25歳?
>あれ、普通に大人なのかな、とか。
普通に大人です(笑)
いろはとしては可愛がっていただけに「俺の弟がこんなに可愛くないわけがない」って感じです。
なにしろ最後に会ったのは可愛らしい10歳で、次に会ったら可愛げなぞ欠片もないちょっぴり腹黒な25歳になってんですから、超ショックです。
並ぶと見た目が逆転兄弟になってしまい、いろはは拗ねてデレデレなブラコンからツンデレなブラコンに進化します。
弟だけじゃなくて同い年の女の子とかももう大人になっちゃってていろいろショックです。
というか、実は紫央は16歳でなんといろはは紫央より年上という自分でもびっくりな事実。
紫央は学園物で同年代が多いからあんな感じになったんですが、いろはの周囲は年上の男性キャラが結構居てそっちと無意識に比べて作ってしまったせいで幼い見た目になってしまったようです。
2013-04-01 16:31 奏夢水
[C61]
まずキノコモさんもいろはさんもお疲れ様です。
これだけ人生山あり谷ありだと書くほうも書かれるほうも大変ですよね。
この怒涛の人生はさすがに主人公なだけありますね。
しかしハードな状況の中平仮名で書かれる皆さんの名前が可愛いです。
としきさんとかとくに。でも25歳男性なんですよね。
なんかこう名前と弟って設定だけ見るとやっぱり幼く思えてしまって。
キノコモさんの弟キャラで結世さんが一番最近ご活躍だからでしょうか。
それとみなさんの名前をほぼ平仮名で表記する理由ってあるんでしょうか?
そうゆう国の文化なんでしょうか。
そしていろはさん6歳で文通とかすごいですね。
こう、比較対象がうちのアホどもだからかもしれないんですが。
お父様の教育もあって技術的な面でチートということからもなんかインテリ系ですね。
…、なんか変なことばっか書いてますね。すみません。
ほかにもいろいろ聞いてみたいんですがどこまで突っ込んでいいかわからず。
黒ごまさんと同じようなことをゆうんですがこれだけしっかり設定があって用語が決まっているのだから何かしら形にしてしまえばいいんじゃないでしょうか。
もうしそういうお気持ちがあれば絶対的に支援しますので。
せっかくたちあげたサークルですから。
2013-04-02 21:38 キノコモ
[C62] Re: タイトルなし
>この怒涛の人生はさすがに主人公なだけありますね。
そうですねぇ、というか文章で説明すると長く見えるんですよ。
イベントは本編で起こすべく過去の出来事は必要最低限にしているので、大きな事件は二つだけですし。
本当は本編の出来事とかその時々のキャラの心情とかも書いていこうと思ってたんですけど、長くなりすぎたのでそこら辺もバッサリカット。
しかし、恐ろしいのは他のメインキャラもそれなりの過去があるので他キャラの記事もまた長くなりそうということです。
>それとみなさんの名前をほぼ平仮名で表記する理由ってあるんでしょうか?
ぶっちゃけキャラの名前は漢字の意味優先で付けててそれを無理やり名前っぽく読んでるので、自分が漢字変換するのがめんどくさいんです。
ですから、皇国では正式名称は漢字、呼ぶときは平仮名って文化(?)にしようかと目論んでます。
でも記事として読むときはちょっと読みにくいですね。次回の記事は漢字表記にしようかな。カタカナでもいいですが。
>そしていろはさん6歳で文通とかすごいですね。
文通といってもそんなしっかりした手紙じゃないですから。
主にカリキュラムこなした後の体調について報告「ちょっとだるいけどだいじょうぶです」、みたいな。
家から送られるのも父からの次のカリキュラムで、言葉の意味で分からないところ(父に相手が子供という配慮は無い)は頑張って辞書で調べたりしてました。
あと、皇国では幼いときに親元離れるのはよくあること(貴族なら騎士or教団兵、平民なら職人の徒弟になったり)で、この国では文通してる子供は結構居ますから。
皇国は神様の為の国なので早くから自立を促されるんですよ。他の国はもうちょい余裕のある育ち方なんですが。
>ほかにもいろいろ聞いてみたいんですがどこまで突っ込んでいいかわからず。
どこまでも突っ込んで頂いてOKですよ~。
そうして頂いたほうが矛盾に気付けたり、設定を追加して世界観がしっかりするような気がしますから。
>黒ごまさんと同じようなことをゆうんですがこれだけしっかり設定があって用語が決まっているのだから何かしら形にしてしまえばいいんじゃないでしょうか。
>もうしそういうお気持ちがあれば絶対的に支援しますので。
うわ~、ありがとうございます。
元はこれ4コマ連載とかやろうとしてたんですが、なんか4コマでやるようなネタじゃなくなって挫折したんですよね。
何かしら形にできたら良いとは思うんですが何しろ根気がないもので。
ともかくお気持ち嬉しいです。形に出来るよう頑張ってみますね。